UO北斗・初代ユー首長の書斎

This was the office of the head of Yew City in UltimaOnline Hokuto.

2013年08月

ユーの節税対策

御機嫌よう! ユー首長のSyunanです。

今回は、ユーの節税対策についてお話ししよう。
ユーの財政は市民からの寄付に依存しているが、一つ大きな問題がある。

それは「一般行政サービス費」である。

市政ストーンに渡された寄付金は、恐ろしいことに「一般行政サービス費」という首長の私ですら使途不明の名目によって、
一日で5%という、もうヤミ金融もビックリの凄まじいレートで差し引かれてゆく。

例え話をしよう。

20,000,000gp(にせんまんゴールドポイント)の寄付が一度に集まったとしよう。
すると翌日には一般行政サービス費として、なんと1,000,000gp(ひゃくまんゴールドポイント)が問答無用で失われる。

寄付金20,000,000gpの状態を維持しようと思えば、毎日1,000,000gpを注入せねばならないし、
その後に寄付金の追加がなければ、それは1日経過するごとに次のように見る見る失われてゆくのだ。

19,000,000 gp (マイナス 1,000,000 gp)
18,050,000 gp (マイナス  950,000 gp)
17,147,500 gp (マイナス  902,500 gp)
16,290,125 gp (マイナス  857,375 gp)
15,475,619 gp (マイナス  814,506 gp)
14,701,838 gp (マイナス  773,781 gp)
13,966,746 gp (マイナス  735,092 gp)
13,268,409 gp (マイナス  698,337 gp)
12,604,988 gp (マイナス  663,420 gp)
・・・・・・
出血は止まらない。

例え話と言ったが、他所の街ではこれに極めて近い現象が実際に発生している。

1,000,000gpと言えば、大金である。私の感覚からすれば。

「そんなもの屁でもない」と言う方も沢山いらっしゃるだろうが、
庶民的感覚を失った方とこの問題を議論するつもりはない。

私にしてみれば、10,000gp 減っただけでも我慢できず、毎日歯ぎしりする想いである。

だって、日々まさに失われてゆくこのお金は、市民の真心が宿っている寄付金だからである。
市民が、己が直接的には損することを承知のうえで投げ出してくださった特別なお金だからである。

それは尊い

ムザムザと失われてよいハズは 絶対にないのだ。

ただし、策が無いわけではない。

ここからが本題である。

そもそも一般行政サービス費の問題は、制度開始当初からあらかじめわかっていたことである。
だからユーでは、一般行政サービス費を抑制するための特別な対策として、市民の皆さんに寄付を呼びかける際に、必ずお願いすることがある。
それは

「寄付は、直接に市政ストーンへ渡さないで、一旦、私(Syunan)に預からせてください。」

「私が不在の場合は、首長官邸のポストへ小切手として投函してください。」

「どうしても市政ストーンへ渡さざるを得ない場合でも、契約更新日の直前であればロスを軽減できます。」


ということである。便宜的に「節税対策」と呼んでいる。

この手法は私が考案した財政施策であって、第二回の評議会会合においても報告済みである。
キング=ブラックソーンの眼に「姑息な手段」と映りはしないかと心配していたが、
王からは   「なるほど よく考えたな」
と肯定的な御返答を賜ったので、お墨付きをいただいたものと解釈している。

だからユーへ寄付をくださるみなさんには多少の面倒をかけるかもしれないが、上記の手法を試みていただきたい。

北斗、ユーの首長は、市民からの寄付を ビタ一文として 無駄にはしない。

第6回暗殺者ギルド契約締結

ユーシティは本日8月6日(火)に、暗殺者ギルドと6回目の契約を無事に締結したことを報告する。
市民の皆様の寄付によって支えられ、ここまで契約を途切れることなく維持できたことを感謝したい。
折角の武器速度+5の恩恵であるから、できだけ多くの人々に活用してほしいものだ。
 だから知らない人がいたら、ぜひ教えてあげてほしい。 この喜びを、みんなで分かち合いたいのである。 そして次回の契約更新日は、8月13日~14日と推測される。

財務状況報告

ユー(Yew City)へ寄付をくださる市民のみなさんへ向けて、財務状況を公開する。

「街の資金」については市政ストーン にマウスオーバーすることでシステム的には確認できることになっている。しかしユーに限っては市政ストーンの表示はアテにならない状況なのだ。

何故かというと、ユーでは、寄付をする際、通常の手法(各人が直接に市政ストーン脇のCity Herald(街の触れ役)へお金あるいは小切手をドロップする。)とは異なる方法を推奨しているからだ。

それは節税対策を主目的としており私のオリジナルである(※「ユーの節税対策 」にて詳述)。

具体には、首長官邸に設置したポストへ小切手で投函してもらい、それを私が管理し契約時のみ市政ストーンへ注入する。ポストに投函された小切手は投函者の名前まで把握できてしまう利点があるし、市政ストーンから一日あたり5%差し引かれる「一般行政サービス費?」というまったく意味のわからない損失を最小限にできる。

そのメリットの一方で、市民からみたら会計が不明瞭になる懸念もある。私が寄付をネコババしていないことを証明するためにもこうして財務状況の報告は不可欠なのだ(※もっともネコババできるくらい寄付がガッポリ集まればの話だが)。

実質的な財務状況は、以下の現金出納帳のように推移している。
私の悲観的予測に反して、志ある市民から続々と寄付が集まりつつある。
北斗も捨てたものではない!と断言したい。

cashbook

※City Heraldへ寄付する市民もいるので「一般行政サービス費」による若干のロスはある。
※City Heraldへの寄付の場合、いつ誰と誰が何回寄付したのかを正確には把握できていない。

首長の覚悟 「安心をあなたに」

首長としての執務に取り掛かるにあたって、まず最初に私は決めたことがあった。

それは、

私財を投げ打ってでも、暗殺者ギルドとの契約は確実に継続する。

この一点である。

正直なところ私は裕福ではないので、もちろん寄付はいただきたい。また、親しい友人のフトコロを期待したり、リッチなギルドメンバーに泣きつくのは簡単な方法だが、それらは本来あるべき姿と違う気がする。

寄付は、なるべく多くの方に、ユー市民になってもらったうえで、皆が苦労しながらも少しづつ負担するのが良い。可能ならばその寄付金を捻出するために皆でイベントや狩りなどを企画し、喜びや苦労をシェア(共有)することこそが、私の理想である。

だが、いきなり市民を集めるべき初期段階に市民の寄付に頼り過ぎるのは不可能だと、早いうちに悟った。

それはなぜか?

今、市民が最も求めているもの、
それは 「安心」であると考えたからだ。


つまりこうだ。
市政制度が開始して間もない現在、新たに市民となろうか迷っている方の多くはこう考えている。
「ギルド契約の恩恵は欲しいなあ。寄付も、少しぐらいならできるぞ。
 けれど、市民が少なくて毎週多額の寄付負担を迫られたらどうしよう?
 さらに言えば、寄付が集まらずに契約がストップしたら、わざわざ市民を宣言する意味が無いし、、。」


つまり、先行きが不安定だから市民となることに尻込みしてしまうのだ。
そしてその尻込みの結果として市民が増えない→市民が増えないから収入が不安定→契約が続くのか不安→損する恐れ→ますます市民が増えない→さらに不安→(以下繰り返し)
という、過疎化スパイラルに陥るのだ。

そしてもう一点、我々はゲーム理論で言うところの「囚人のジレンマ」に近い状況に陥っている。

 ・まず市民が何人いるのか?誰が寄付するのか?が、お互いにわからない。
 ・誰しも他人の寄付に「タダ乗り」したい
 ・寄付した者にとって「タダ乗り」する連中は、釈然としない。
 ・だからといって、様子見ばかりしていて誰も名乗り出なければ、結局皆が損をする


このジレンマ、、、、そして先述の「過疎化スパイラル

私はこの二つの問題を、ぶっ潰してやりたかったのだ。

こんな、しゃらくさい水面下の心理的駆け引きなど私が木端微塵にしてやることにした。

それにはまず「安心」を約束することである。
私が最大24,000,000gpを負担する覚悟で臨めば、それが
「Syunanの任期中は、何があっても契約は途切れない」
という圧倒的な安心感となって仲間を呼ぶと信じたのだ。

タダ乗り?、、、大いに結構である。

速度マントが暴落しちゃうかも?、、、うーん、そうかもなw。


以上が私の首長としての覚悟である。首長の仕事はギルド契約だけではなくて、本来は街のイベントや設備の要望や、市民の声を王様へ届けることも含まれている。しかし、アクティブな市民がいないことにはどうにもならないので、しばらくは市民を増やし、交流を強化することが中心となりそうだ。
もしもあなたがギルドにも属さず、アクティブな友人もおらず、あるいは復帰して間もない状況なら、、、、そう。

Yew! きちゃいな Yo!      なのである。

執務室の公開(ブログ開設)

ユー首長としてのウェブサイトを開設した。
すでに職務に就いてから1ヶ月を経過しているが、私なりに悩んだ挙句のことである。

私見に過ぎないが、本来はブリタニアの出来事はブリタニア内部で完結すべきだと考えている。
ゲームの中のことは、その世界に用意された道具や手段を可能な限り活用することで成り立つのが自然であって、市民の交流に外部のツールを併用しなければいけないことには強い抵抗を感じていたのだ。今でもそう感じている。
しかしながら、現状は、ゲーム内だけでは市民同士の交流を促進するためのインターフェイスがあまりにも貧弱と言わざるをえず、このままでは首長制度や寄付の制度がまともに機能しないと判断した。

そもそも私がみなさんに伝えたい熱い想い,パッションはゲーム内の文字制限付き掲示板などには収まりきらないのだ。

そして他シャードの動向なども勘案した結果、遅まきながらサイトの開設に至ったのだ。

サイトはブログの形式とした。いっそのことフェイスブックでもよかったのだが、従来のブログ形式のほうが管理が容易だし無難だろう。

しばらくは、過去のネタも掲載したりせねばならないので、時系列が前後するかもしれないが、ご了承願いたい。
この執務室がユー市民だけでなく、この首長制度に興味のある全ての皆さんのお役に立てれば幸いである。
プロフィール

Syunan

「Ultima Online」のHokutoシャードにてユー(Yew city)の首長を務めていました。多くの市民と手探りにて職務遂行した記録です。
令和元年UO復帰。
座右の銘は、
枯れ木も山の賑わい

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