首長としての執務に取り掛かるにあたって、まず最初に私は決めたことがあった。

それは、

私財を投げ打ってでも、暗殺者ギルドとの契約は確実に継続する。

この一点である。

正直なところ私は裕福ではないので、もちろん寄付はいただきたい。また、親しい友人のフトコロを期待したり、リッチなギルドメンバーに泣きつくのは簡単な方法だが、それらは本来あるべき姿と違う気がする。

寄付は、なるべく多くの方に、ユー市民になってもらったうえで、皆が苦労しながらも少しづつ負担するのが良い。可能ならばその寄付金を捻出するために皆でイベントや狩りなどを企画し、喜びや苦労をシェア(共有)することこそが、私の理想である。

だが、いきなり市民を集めるべき初期段階に市民の寄付に頼り過ぎるのは不可能だと、早いうちに悟った。

それはなぜか?

今、市民が最も求めているもの、
それは 「安心」であると考えたからだ。


つまりこうだ。
市政制度が開始して間もない現在、新たに市民となろうか迷っている方の多くはこう考えている。
「ギルド契約の恩恵は欲しいなあ。寄付も、少しぐらいならできるぞ。
 けれど、市民が少なくて毎週多額の寄付負担を迫られたらどうしよう?
 さらに言えば、寄付が集まらずに契約がストップしたら、わざわざ市民を宣言する意味が無いし、、。」


つまり、先行きが不安定だから市民となることに尻込みしてしまうのだ。
そしてその尻込みの結果として市民が増えない→市民が増えないから収入が不安定→契約が続くのか不安→損する恐れ→ますます市民が増えない→さらに不安→(以下繰り返し)
という、過疎化スパイラルに陥るのだ。

そしてもう一点、我々はゲーム理論で言うところの「囚人のジレンマ」に近い状況に陥っている。

 ・まず市民が何人いるのか?誰が寄付するのか?が、お互いにわからない。
 ・誰しも他人の寄付に「タダ乗り」したい
 ・寄付した者にとって「タダ乗り」する連中は、釈然としない。
 ・だからといって、様子見ばかりしていて誰も名乗り出なければ、結局皆が損をする


このジレンマ、、、、そして先述の「過疎化スパイラル

私はこの二つの問題を、ぶっ潰してやりたかったのだ。

こんな、しゃらくさい水面下の心理的駆け引きなど私が木端微塵にしてやることにした。

それにはまず「安心」を約束することである。
私が最大24,000,000gpを負担する覚悟で臨めば、それが
「Syunanの任期中は、何があっても契約は途切れない」
という圧倒的な安心感となって仲間を呼ぶと信じたのだ。

タダ乗り?、、、大いに結構である。

速度マントが暴落しちゃうかも?、、、うーん、そうかもなw。


以上が私の首長としての覚悟である。首長の仕事はギルド契約だけではなくて、本来は街のイベントや設備の要望や、市民の声を王様へ届けることも含まれている。しかし、アクティブな市民がいないことにはどうにもならないので、しばらくは市民を増やし、交流を強化することが中心となりそうだ。
もしもあなたがギルドにも属さず、アクティブな友人もおらず、あるいは復帰して間もない状況なら、、、、そう。

Yew! きちゃいな Yo!      なのである。