御機嫌よう! ユー首長のSyunanです。

今回は、ユーの節税対策についてお話ししよう。
ユーの財政は市民からの寄付に依存しているが、一つ大きな問題がある。

それは「一般行政サービス費」である。

市政ストーンに渡された寄付金は、恐ろしいことに「一般行政サービス費」という首長の私ですら使途不明の名目によって、
一日で5%という、もうヤミ金融もビックリの凄まじいレートで差し引かれてゆく。

例え話をしよう。

20,000,000gp(にせんまんゴールドポイント)の寄付が一度に集まったとしよう。
すると翌日には一般行政サービス費として、なんと1,000,000gp(ひゃくまんゴールドポイント)が問答無用で失われる。

寄付金20,000,000gpの状態を維持しようと思えば、毎日1,000,000gpを注入せねばならないし、
その後に寄付金の追加がなければ、それは1日経過するごとに次のように見る見る失われてゆくのだ。

19,000,000 gp (マイナス 1,000,000 gp)
18,050,000 gp (マイナス  950,000 gp)
17,147,500 gp (マイナス  902,500 gp)
16,290,125 gp (マイナス  857,375 gp)
15,475,619 gp (マイナス  814,506 gp)
14,701,838 gp (マイナス  773,781 gp)
13,966,746 gp (マイナス  735,092 gp)
13,268,409 gp (マイナス  698,337 gp)
12,604,988 gp (マイナス  663,420 gp)
・・・・・・
出血は止まらない。

例え話と言ったが、他所の街ではこれに極めて近い現象が実際に発生している。

1,000,000gpと言えば、大金である。私の感覚からすれば。

「そんなもの屁でもない」と言う方も沢山いらっしゃるだろうが、
庶民的感覚を失った方とこの問題を議論するつもりはない。

私にしてみれば、10,000gp 減っただけでも我慢できず、毎日歯ぎしりする想いである。

だって、日々まさに失われてゆくこのお金は、市民の真心が宿っている寄付金だからである。
市民が、己が直接的には損することを承知のうえで投げ出してくださった特別なお金だからである。

それは尊い

ムザムザと失われてよいハズは 絶対にないのだ。

ただし、策が無いわけではない。

ここからが本題である。

そもそも一般行政サービス費の問題は、制度開始当初からあらかじめわかっていたことである。
だからユーでは、一般行政サービス費を抑制するための特別な対策として、市民の皆さんに寄付を呼びかける際に、必ずお願いすることがある。
それは

「寄付は、直接に市政ストーンへ渡さないで、一旦、私(Syunan)に預からせてください。」

「私が不在の場合は、首長官邸のポストへ小切手として投函してください。」

「どうしても市政ストーンへ渡さざるを得ない場合でも、契約更新日の直前であればロスを軽減できます。」


ということである。便宜的に「節税対策」と呼んでいる。

この手法は私が考案した財政施策であって、第二回の評議会会合においても報告済みである。
キング=ブラックソーンの眼に「姑息な手段」と映りはしないかと心配していたが、
王からは   「なるほど よく考えたな」
と肯定的な御返答を賜ったので、お墨付きをいただいたものと解釈している。

だからユーへ寄付をくださるみなさんには多少の面倒をかけるかもしれないが、上記の手法を試みていただきたい。

北斗、ユーの首長は、市民からの寄付を ビタ一文として 無駄にはしない。